テクニカル分析とファンダメンタルズ分析はどちらが有効か。

株、為替、ビットコインなどの「投資市場」では基本原則として、
利益の追求を目的とする取引(売買)が常にそこで行われています。


つまり、そこで取引(売買)をしている人達は、


・利益を追及するための売買
・損失を避けるための売買



このどちらかの意図を前提に取引(売買)を行っているわけです。


要するに、


「(今後)値上がりが期待できそうだ」


と思う人達は「買う側」に回り、


「(今後)値下がりしそうだ」


と思えば「売る側」に回るという事です。


ただ、そこには常に「売る側の人」と「買う側の人」がいる事になるため、


「(今後)値上がりが期待できそうだ」
「(今後)値下がりしそうだ」



という判断の基準には人それぞれの「違い」があり、
そこに「違い」があるからこそ売買が常に成立しています。


そして、そうであるからこそトレードでは勝てる人(稼げる人)と、
負ける人(損をしている人)に分かれていく事になるわけです。


その上で、相場内で行われている「売買」には2つの大きな視点があり
1つ目は「価値」を分析して値上がりしそうなものを買いうという視点。


2つ目は「相場(値動き)」を分析して値上がりしそうなものを買い、
また、値下がりしそうなものを売るという視点です。


要するに先々の相場を予測していく視点、方法には、


・「価値」の分析に伴う相場の予測
・「値動き」の分析に伴う相場の予測



このような2つの方法があり、これらはそれぞれ、


・価値の分析 = ファンダメンタルズ分析
・値動きの分析 = テクニカル分析



と呼ぶのが一般的で、名前くらいは聞いた事がある人も多いはずです。

「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」の比較


ファンダメンタルズ分析は、言わば、


「投資の対象となるもの自体の分析」
「それを取り巻くあらゆる背景状況の分析」



などから、現在の「価値」がレートよりも低いものや、
今後、将来的にその「価値」が上がっていくものを判断し、
そこに資金を投資していく、まさに「投資」の判断基準と言えます。


これを徹底して大成功しているのが世界的にも有名な
ウォーレンバフェットなどの投資家ですね。


これに対して「テクニカル分析」は、そういった視点は無視して


「過去から現在までの値動きそのものの分析」


によって、その推移状況やパターンなどから先々の動きを予測します。


その時点まで「値動きの推移状況」を分析した上で、
買う側と売る側のどちらが優勢な状況なのか、
どこで、その状況が覆るのか、などを予測していくわけです。


ただ、初めてこういう話を聞く人であれば、


「ファンダメンタルズ分析には合理性がありそう」


という半面、


「テクニカル分析って、そもそも有効なの?」


という印象を受ける人が多いのではないかと思います。


少なくとも、私はそのような印象を受け、


「今後、どんどん業績を上げそうな会社の株を買う」


という考え方や投資行為は普通に理解できましたが、


「これまでの値動きがこうだったから買う(売る)」


という考え方や投資行為は「不合理だ」と思っていました。


その会社がどんどん業績を上げれば株価も上がるわけですから、


「値動きの推移がどうであろうと上がるものは上がる」


という考えから、テクニカル分析はかなり懐疑的に見ていたわけです。


ですが、これはかなり短絡的な考え方で、確かに、
1年とか2年といった長期的な視点で「投資」を行うなら、


「値動きの推移がどうであろうと上がるものは上がる」


という考え方で、その投資対象の「価値」を分析する視点が重要となります。


ただ、そこまでの長期間を前提とするわけではない、


「投機(トレード)」


にあたるような数分や数時間といったサイクルの売買であれば、
そのような「価値」がどうこうという視点よりも


『今、その瞬間の相場において買う側と売る側のどちらが優勢か』
『その状況がどこで覆る可能性が高いのか』



といった、まさに「値動きの推移」を捉える視点が重要になります。


その時点の「リアルタイムな値動き」を作っているのは、
その時点で行われている「売買」に他ならないからであり、
そのリアルタイムな売買によってレートが推移していく以上、


「短期的な値動きの予測はテクニカル分析こそが有効」


という事になります。


数分、数時間というサイクルの中で行われる売買は、
その投資対象の「価値」の判断を揺るがす「材料」が出てこない限り、


「短期的な投機視点で行われる売買(売買注文)」


が市場の大半を占めていく事になるからです。


逆に言えば、


「長期的な投資の視点を前提とする売買(売買注文)」


にあたるものは、その判断材料となる何かが市場に出回る事で、
それをきっかけに生じていく傾向にあり、それが株であれば、


・業績の発表
・不祥事



といったものにあたります。


よって、そのようなものが新たに出てこなければ、
その時点で市場に出回っている判断材料はとくに変わらないため、


長期視点の売買注文 < 短期視点の売買注文


という事になり、この「短期視点の売買」は、
そもそも長期的な「価値」などは度外視された上で、


『今、その瞬間の相場において買う側と売る側のどちらが優勢か』

『その状況がどこで覆る可能性が高いのか』



といった、まさに「テクニカル分析の視点」で行われます。


つまり「ファンダメンタルズ分析」は、


・長期的な視点で「投資」を行う場合においては有効
・その価値を左右する判断材料をいち早く的確に分析できれば有効



というものであり、逆に短期的な投機の視点では、
実質的にあまり役に立たない分析基準という事になります。


対して「テクニカル分析」は長期的な視点では役に立ちませんが、


・短期的な投機の視点で「トレード」を行う場合に有効
・その価値を左右する判断材料が出てこない限り有効



という事です。


投資を行うのか、投機を行うのか。


よって、相場には常に、


・ファンダメンタル分析に基づく売買をしている人達
・テクニカル分析に基づく売買をしている人達



この両方が存在するものの、


「ファンダメンタル分析に伴う売買が活発化している相場(タイミング)」
「テクニカル分析に伴う売買が活発化している相場(タイミング)」



これらに該当する相場がそれぞれ存在するという事になります。


その投資対象となるものの「価値」を左右するような、
何らかのニュース(情報)が出てきたような場合は
ファンダメンタル分析に伴う売買が活発化し、
そのような相場ではテクニカル分析はあまり役に立ちません。


ですが、そのような情報は新たなものが次々と出てくるわけでないため、
その瞬間、瞬間の大半の相場の値動きを作り出しているのは


「短期的な投機視点で行われる売買(売買注文)」


という事になります。


よって、


「短期的な投機視点で行われる売買によって生じる値動き」


については、テクニカル分析で予測する事が十分に可能なため、
有効なテクニカル分析に基づく売買を実際に行えていれば、
その値動きから十分なリターンを上げていく事も可能になります。


そういう視点で言えばテクニカル分析は、
今現在の時点で確認できる値動きを分析した上で、


「ほんの少し先の売買の状況と値動きを予測する手法」


という事です。


対してファンダメンタル分析は、
先々の価値を分析して予測する手法となっているため、
言わば、その「将来性」を予測できなければなりません。


テクニカル分析は「今の状況」を視点とした上で、
そこから「見える範囲」「予測できる範囲」を対象にしますが、
ファンダメンタルズ分析はある意味、それより先の「未来」を予測します。


そういった視点で私は「テクニカル分析は不合理」という考え方から、


「テクニカル分析の方が現実的」


と思うようになりました。


かと言ってファンダメンタルズ分析が不合理という話ではないため、
これは完全にどのような視点で「投資」や「相場」を捉えるかだと思います。


その対象の将来を見据えて「投資」を行うならファンダメンタルズ分析。

そこを度外視した「今の値動き」を捉えて投機を行うならテクニカル分析。


一般的に「投資」と「投機(トレード)」はひとくくりにされていますが、
どちらを行うかで、実際に行う事や相場を分析する視点が根本的に変わるため、


「投資と投機(トレード)は全くの別モノ」


という事です。


***


その上で、私は先ほどもお伝えしたように、


「テクニカル分析の方が現実的」


という考えから、ビットコインを対象とする短期トレードを行っています。


実際に私が行っている「ビットコイントレード」のノウハウについては、


『私がどのようにビットコインの値動きを予測しているのか』


といった点も、以下の資料を介して全て「無料公開」されていますので、
もし、興味がありましたら是非一度、ご覧になってみてください。

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